大学入試を突破すると晴れて大学生!やはり大学は高校までとはいろんなことが大きく違ってきます。
そんな中でも今回の記事では、大学の授業について書いていきたいと思います。
出席について
厳しい受験戦争を突破した人の中には、大学=遊ぶところという方程式をイメージしている方もいると思います。それは半分正しく、半分は間違っています。
僕が大学に入ってから感じたこととして、授業のコマ自体はかなり少ないです。なので遊ぶ時間自体はあると思います。
一方で僕が感じたことは、授業自体はあまりさぼれない、ということです。
理由として
- 生徒のの出席をとる教授がかなり多いということ
- さぼれるほど内容が簡単でないこと
この二つがあります。
まず一つ目ですが、大学の授業の6割強は出席を取ります。
その方法も様々で、その日座った席の座席番号を書かされるなど様々な工夫が凝らされているので、友達と協力したりして出席したことにするのもなかなか難しいです。ちなみに出席日数が足りないと単位を落とします。
次に二つ目ですが、大学の講義の内容は、特に理系科目が、かなり難しいです。
僕は理系なのですが、数学の線形代数や化学全般はかなり難しく感じました。ちゃんとやっていけば置いて行かれることはないと思いますが、頭のいい人以外、さぼるのはお勧めしません。
講義によっては自習するのもあり
補足として、youtubeとかで自力で勉強する方法もあります。大学の教授は研究が専門で講義は適当なことが多いので、意外とそうゆうので勉強するほうが良かったりします。
ごく稀にしかないですが、ひどい回だと、90分まるまる教授の自慢話で終わる場合もあります。そんな講義は切った方がいいかもしれません。
僕がよく見るチャンネルを挙げておきます。
単位について
大学の単位とは、履修した科目で一定以上の成績を修めると、その証明として学校から与えられるものです。単位は数で表され、授業の回数や大学の考える重要度に応じて「1単位」や「2単位」などと決められています。
大学・学部にもよりますが、卒業に必要な単位は124単位くらいであることが多いです。
GAPについて
大学では成績評価の基準としてGPAを採用している所が多いです。
GPAとは英語の 「Grade Point Average」の頭文字を取った略語 で、特殊な方式で算出された 大学成績評価のひとつ です。 欧米の大学を中心に採用されている成績指標で、日本では2000年代になり導入する大学が増加傾向にあります。
gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/44062
大体高校までの成績評価と方法は同じで、1~5の5段階評価と内容は変わりません。
ここでいい成績を取っておくと、入りたい研究室に優先的には入れたり、他大学の院に入りやすくなったり、おいしいTA(teaching assistant)のバイトの声がかかったり、メリットは多いので頑張ってるといいことあります。
留年について
知ってる人も多いと思いますが、大学では学部ごとに定められてる単位数を取らないと進級・卒業が出来ません。つまり留年します。
ちなみに文部科学省のデータより、
留年をしないで卒業した大学生の割合は80%
という数値が出ています。これは全国の大学の留年率を平均したものです。
同じ大学でも学部によって留年率はかなり変わります。3割以上留年する学部もあれば、1割程度にとどまる学部もあります。大学全体では2割が留年するというイメージです。意外と多いと思った人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、一般的には、理系の方が文系よりも留年率が高いです。確かに理系より文系の方がキャンパスライフを謳歌してるイメージがありますよね。(文系は理系よりかなり明るめなのも関係してると思いますが)
理系で留年率が高い理由ですが、それは
- 成績の評価方法
- 忙しさ
にあります。
まず、理系は成績をテストで決めることが多く、良い点数を取らないと単位を貰えません。 最悪、出席してレポートも出してるのにテストが悪いからという理由で単位を落とすこともあります。ただし、追試験という救済制度もあります。
ある教授の講義では、毎年約2割の学生が追試験を受けているそうです。
一方で、文系はレポートで成績を評価することが多く、提出さえしてしまえば単位をもらえるという講義も多いです。
次に、理系は実習・実験があるため、文系に比べて忙しく、4年次には研究室があるため授業を受けることはほとんどできません。実質3年生が終わるまでに単位をほとんど取ってしまう必要があります。
一方文系は4年生での就職活動は忙しいですが、4年生でも単位を取ることは可能です。
楽な単位の取り方
GPAをよくするためにも、留年をしないためにも、楽に単位を取る方法は知っておいた方がいいです。
まず、講義の取り方ですが、簡単に単位をくれる講義を頑張って探しましょう。
というのも、成績の付け方や単位をあげるかどうかは、講義を担当する教授に一任されていることが多いので、同じ内容のの講義でも、単位の取りやすさに雲泥の差が生じることがあるからです。
探し方として、先輩に聞く・インターネットで調べるなどがありますが、お勧めは楽単らくだというサイトで調べることです。このサイトには過去に同じ講義を受けた先輩による、その講義の内容や単位の取りやすさについての口コミが集められています。それを見ながら履修登録をするのがおすすめです。
二つ目に、試験を受ける前に過去問を入手しましょう。
教授によっては、試験の問題が毎年同じであることがあり、そのような場合、過去問を入手できるかどうかで試験の難易度がガラッと変わります。
サークル・バイト先に同じ専攻の先輩がいればラッキーですが、そうじゃない場合、過去問を持っている同級生を頑張って見つけてください。
まとめ
大学の授業は、高校までとはだいぶ変わってきます
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればかなり自由にできます。楽しんでください!
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