人生で初めてクーリングオフを使うに至るまでの一部始終をすべて書いてみた。

クーリングオフ制度。

確か社会や家庭科の授業でちょこっとだけ出てきましたよね。

クーリング・オフ制度は、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

クーリング・オフ(テーマ別特集)_国民生活センター

一人暮らしを始めて2年目で、初めてその制度を利用する機会があったので、それを書き綴ってみました。

目次

新聞勧誘

金曜日、登校してから1限が休校になっていることを知って、しげしげと家に帰った朝のことでした。

10時くらいにチャイムがなって、

「読売新聞ですー。100周年のお祝いに学生の皆様にプレゼントをお配りしていますー。」とインターホン越しからおじいちゃんが話しかけてきたので、

「ポストに入れておいてください。」と答えたのですが、おじいちゃんは反応なし。

(おじいちゃんだし聞こえてないのかな?)とその時は思ったのですが、後から考えるとそんなわけないですよね。

仕方ないので、玄関に行ってドアを開けると、

「やっと会えたー!」と全開の笑顔で話しかけてくるおじいちゃん。

正直かなり不気味だったので、(宗教勧誘かな?)って思ったのですが、話を聞くとちゃんと読売新聞でした。

その時に追い返せばよかったのですが、どんな風に勧誘してくるのか興味があったのと、できればプレゼント欲しいなって思ったので話を聞いてしまいました。

おじいちゃんの話をまとめると以下の通り。

  • 読売新聞の6か月の購読を進めている(月々4000くらい)
  • 読まない月は連絡すれば新聞を止められる
  • 初月だけ読んで後から止めることも可能
  • いま契約してくれたら4000円分の商品券あげる

この話を聞いて、「契約して初月に解約することもできますか?」と聞くと、

なんか微妙にずれた答えが返ってくるんですよ。

例えば、「8.9月は連絡すれば新聞止められるよ!」とか、「3400円はあくまで日割りだから!止めてる間はお金かからないよ!」とか。挙句の果てには、「学生さんからはお金取らないから!」とか。

正直、おじいちゃんが自分を煙に巻こうとしているのか、単に年で要領を得ていないだけなのか分からず、何度も確認したのですが、何回か「初月に解約できるんですか?」と尋ねると、

「大丈夫!」(^^

と言ってくれたので、

じゃあ契約した方が、僕は実質ただで1か月新聞が読めるし、おじいちゃんは契約実績稼げるし、Win-Winじゃん!

って思い、僕は新聞を契約しました。

これで終わればよかったんです…

おじいちゃんが帰った後、やっぱり騙されてるんじゃ?ってもやもやしたので調べてみると、新聞の契約は途中でやめることは出来ず、6か月契約したなら、ちゃんと6か月終わるまで料金がかかる仕組みになっていました。

ここで勧誘に来ていたおじいちゃんは真っ赤な嘘をついていたことが発覚しました。

これが今回のクーリングオフに至った実体験です。

実際のクーリングオフの手順

まず、郵便局に行ってはがきを買い、ネットを参考にしてクーリングオフの通知を新聞社の支店あてに書きました。

これが実際のはがきです。

それを簡易書留で郵送し、クーリングオフの手続きは終わりです。

ネットには、クーリングオフの通知を出す際、内容証明郵便で郵送する方法をオススメする記事と、簡易書留で郵送する方法をオススメする記事の2種類の記事がありますが、郵送局の方の話では、今回のようなケースは簡易書留で出す方がいいらしいです。

これが今回の個人的大ニュースの一部始終です。

これを読んでいる人はどうか騙されないで!!

セールス・勧誘にはドアを開けないで!!!

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